昨日に引き続き、黒い子猫の話題です。
どうやら「クロ」(今のところ仮にそう呼ぶことにしました)は、一時避難所的に作られたダンボールとそれが置かれた離れの勉強部屋を「新しい居場所」と認識し始めたようです。
一日目に見られた怯えたような「シャー」という威嚇はしなくなり、時折膝の上からさらに胸の上に登って来て、じっと私の顔を見ます。
右の手を伸ばして頬に触れて確認しようとする風も見られます。
鳴き声は昨日より今日の方がずっと大きくなりました。
動作も機敏になって来たようなので、ひとまず命の危機は脱したようです。
ただ、ミルク問題だけは今日の午後まで難儀しました。
シリンジで一度に受け付ける量が8mlです。
それが一日で7回。
到底規定量に達しているとは思えません。
でも、それも次男が取り寄せたワンランク上の銘柄のミルクと、細く柔らかい乳首付きの哺乳器で一変しました。
「クロ」は最初こそ「何これ~?嫌だ~!」という感じでしたが、ある瞬間に吸い付くことに成功し、その後はグイグイ10mlあっという間に飲みきってしまいました。
その時の私の歓喜は筆舌に尽くし難く…まさに涙が出そうでしたよ~。
それ以降、すっかり「その飲み物と飲み方」が気に入ったらしく、「クロ」は私が部屋に入って行くと「ミャーミャー」と大声で鳴き、ダンボールから出してあげると、「ちょうだい!早く、早く!!」とばかりに膝に駆け上がって来ます。
でもね、今の「クロ」は10ml飲むのがやっと…という体力らしく、一生懸命飲んだ後は「もう無理」と言って来ます。
一度「無理」と決めたら頑として口を開けない子です。
こちらが折れるしかありません。
…というわけで、今日は「クロ」の主食とその与え方の指針が決まった日なのでした。
明日から仕事です。
このてんてこ舞いにさらに仕事が加わるのか、と思うと正直ちょっとクラっと来ますね。